MESSAGE代表メッセージ

MONZI YUKIO

代表取締役

文字 放想

1984年生まれ、神奈川県出身。
14歳(中学校2年生)の時から引越し会社で作業員のアルバイトを始める。 その後、複数の引越し会社でアルバイトや社員として働く。 21歳の時(平成18年5月)に株式会社アップルを設立し、現在に至る。

ぼくは、14歳(中学2年生)の時に、自分でお金を稼ぐために働くことを決意した。
そして、雇ってもらえたのが、小さな引越し会社。

それが、ぼくと引越しの出会い。
引越しという仕事は、最高に楽しくて、やりがいのある仕事だった。

それ以来、引越しの仕事にのめり込み、気づけば22年が経つ。

結論から言うと、
「引越しという仕事は、素晴らしい仕事」。

ぼくは、引越しが大好きだ。
実は16歳の時に、
何か違う仕事も経験してみようと、一定期間引越しの仕事から離れたことがある。

でも、やっぱり引越しという仕事を経験したぼくにとっては、
引越しという仕事の素晴らしさ、楽しさが忘れられず戻った。

自分がやりがいをもって、輝ける場所は「引越し」というステージだった。

引越しという仕事に対して、世間のイメージはあまり良くないように感じている。
しかし、それは全くの間違い。

何をもって素晴らしい仕事なのか、という価値観の相違はあると思うが、

ぼくにとっては、最高の仕事だし、ぼくだけが思っていることではないと思う。

引越しの仕事は最高だ

― 「ありがとう」って、こんなに感謝される仕事って素晴らしい。

目の前の仕事を一所懸命やっているだけなのに、
お客様が笑顔で「ありがとう。」って言ってくれる。
しかも、1日何回も、毎日違う人から感謝される。

昨日まで知らなかった人だって、目の前で、ぼくの顔を見て、
笑顔で「ありがとう。」って感謝してくれる。
人から感謝されることって本当に嬉しい。
こんな自分でも誰かの役にたてたって思えるし、それを感じることができる。
世の中には、数えきれないほどの仕事があるが、こんなにも感謝される、

フェイスtoフェイスで「ありがとう。」と言ってもらえる仕事は
他にどれだけあるのだろうか。

人から「ありがとう。」と感謝されたときの幸せ、
「あなたが来てくれて良かった。」と笑顔で言われたときの幸せ。

目の前のお客様の笑顔が自分自身のエネルギーになり、もっと人を喜ばせたい。
と強い想いに変わって、その笑顔がいっぱい見たくて、僕らは汗をかきながら、
お客様の想いが詰まった、だから重い、荷物を一所懸命運ぶんだ。

― 心も、身体も、健康な仕事だから素晴らしい。

人間の資本は身体。健康で元気があれば何でもできると思う。
逆に、不健康で元気がなければ何もできない。

引越し現場の仕事をしていればメチャクチャ健康で、身体も鍛えられる。
引越しの仕事をすると身体を壊すという人がいるが、それも間違いだと思う。

スポーツ選手と同じ。
食事に気をつけ、身体をケアし、準備などをきちんとしていれば、そう簡単にケガはしない。
50代になったって、引越しスタッフで活躍している人もいる。

お金を払ってダイエットやジムに通う人が増えたが、引越しの仕事であれば、
お金を稼ぎながら、身体を作り、鍛えることができる。

その身体は長い人生において、とても価値のあるものだと思う。

― 若くても、稼げる仕事でもある。

お金が一番ではないが、人生を豊かに生きるためにお金というモノも必要だと思う。
引越しの仕事でお金を稼ぐに年齢はあまり関係ない。
20代の平均収入などを見ても高い方だ。
そして、アップルは、これからの会社だから稼げる可能性は大いにある。

できあがった会社よりも、これからの会社の方がおもしろい

― 目的は「理念」、目標は「日本一の引越し会社」

「引越しを通じて、ひとつでも多くの笑顔を生み出し 笑顔溢れる世の中をつくること」
がぼくたちの目的。素晴らしい仕事を通じて、笑顔をいっぱいつくっていく。

そして、その行きつく先は「日本一の引越し会社」。
日本一を目指している理由は、大きく2つある。

1つは、たくさんの笑顔を生み出すということは、
一人でも多くの人に支持され、それはお客様の評価や数といった結果になること。
その結果を出せたときに、ぼくたちの目的が達成されたことになるから。

2つ目は、引越しという仕事のイメージを変えたいから。
これだけ素晴らしい仕事だということを一人でも多くの人に知ってもらいたい。

そのために、引越し業界全体を変えていく影響力を持たなければならない、
結果を出して証明していかなければならないと考えている。

お客様も引越しという仕事をする従業員も、引越しというコトに対して、
ワクワクドキドキする、心から良いと思えるコトに変えていきたい。

世の中から見ればレガシー産業、成熟産業でもある引越しという業界の中で、
そしてこの時代に、「日本一の引越し会社」という目標を掲げている創業者は
僕だけかもしれない。

でも、大企業といわれる会社も最初はゼロから始まり、
ベンチャー企業だった時代がある。

僕たちができない理由はない。自分たちの力で「日本一」になる会社をつくっていこう。

会社の成長を通じて、本当の仲間(戦友)をつくりたい

引越し業界で日本一になるために、
高い目的・目標を目指し、心を合わせ(本気)、かなりの期間にわたって、
さまざまな感情を共にする仲間(戦友)を、一人でも多くつくりたい。

そういう仲間(戦友)が集まって、会社として本当のチームになると思っている。
そんなプロセスで得た仲間(戦友)は、人生でかけがえのない人になる。

自分の財産にもなる。

そんな仲間とやりきって笑い合えたら、それは豊かな人生だと思う。

最後に

まだ、大きい会社ではない。
でも、これから日本一になる会社には 夢がある。
日本一になる会社で、キャリアを描く。
できあがった会社よりも、これからの会社の方がおもしろい。
夢を追いかける仲間たちと過ごす日々は、相当、おもしろい。

そして、なにより、感動がある。
ほんとうの感動は、やった奴しかわからない。
泣けるくらい笑える、人生にしよう。