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TOP > お知らせ > アップル引越センターが、オリジナル引越しERP(統合基幹業務システム)をバージョンアップ、BIツールなどを新開発

2017年1月から運用を開始しているオリジナル引越しERP(統合基幹業務システム)をバージョンアップしました。新たにお客様アンケートの自動入力、集計やBIツールを開発、実装しました。これにより、引越しにまつわるさまざまなデータが蓄積され、その集計・分析をリアルタイムに行うことで経営数値の状況が可視化され、迅速な経営判断と効率的な人員に活かします。

■開発の背景
引越し業界は、人材不足や業務の非効率など多くの課題を抱えています。
その原因の一つはIT化の遅れであると考えます。
引越し作業は人の力でやっていかねばなりませんが、その管理など事務的な要素が含まれる業務はITを利用し自動化や効率化していくことが可能です。

そこで、アップルでは2016年に元Uber Japan代表 塩濱剛治氏を社外取締役として迎え、引越し×ITで未来を創るべく、IT利活用推進の加速による経営効率化や引越しサービス市場におけるITを用いたイノベーションの創出をしてまいりました。
2017年2月に開始した「ラクニコス(24時間365日 WEB見積り&引越し予約システム)」では、多くのお客様にご利用いただき、営業人員20名分の予約の自動化・効率化に成功しました。また、2017年1月から運用をしている「オリジナル引越しERP(統合基幹業務システム)」では、さまざまな業務のシステム化が実現できたことによって、売上は倍近くに成長をしても、管理系人員数はほぼ増員なく運営できています。

引越し業務のIT化が進むことによって、業務にまつわるデータが得られるようになりました。このデータには業務改善や経営判断に資する発見があります。
IT化の次のステップとして、各データの集計・分析が必要であると考え、このたびBIツールの開発・実装を行いました。

引越しERP全体図

 

■BIツールによる導入による効果
経営改善には、KPIを素早く、正確に把握することが欠かせません。またその情報がわかりやすいことで、正確で迅速な判断ができます。
今回開発のBIツールでは、売上に関する数値、リソース状況(量、配分)に関する数値、顧客満足に関する数値(NPS)をリアルタイムで収集し、グラフィカルに可視化することで全体的な把握ができます。

BI機能

■今後の展開
わかりやすいIT化のメリットとして、業務が自動化、効率化されることで生産性の向上の実現があります。また関東・関西・東海と距離が離れている拠点でも、ERPを使えば共通の認識の元に経営を進めることができ、属人化しない仕組みづくりに貢献します。
そして何より、「人がやるべきこと、ITがやるべきこと」をしっかりと見極め、人が人としてやるべき仕事をできるようにする環境構築が、スタッフのやりがいの追求につながると考えています。
業務効率をあげ、誰もが楽しく働けるように。
今後も、引越しテックの先駆けとして、アップル引越センターはIT化に取り組んでいきます。