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AIの活用

引越しは、転勤や大学進学などによる3月4月が極めて忙しく、その期間はフル稼働となります。一方、それ以外の時期は、月や日によって需要が大きく変動するためシフトを組むのが難しく、休みの予定だったスタッフが急遽出勤したり、あるいはその逆のことが起こったりすることが、少なくありません。また、想定以上に案件が入ってきたときには、追加の人材確保に苦労することもあります。

アップルでは、引越し需要予測のAIアルゴリズムを活用することで、シフト通りの運用ができ、スタッフ一人当たりの労働生産性が向上します。また、スタッフも休日を確定できるため、安心して予定を入れることができ、休日の満足度も高まります。さらに、需要予測を数ヶ月単位で行い稼働率を定めることで、中期シフトも組めるようになります。これにより、直前まで出勤を確定できなかったアルバイトスタッフも予定を立てやすくなり、計画的に稼ぐことができるようになります。

その結果、人材の定着が図れます。少子化や他業種への流出などにより、人材の確保が困難になる中、労働条件の改善が大きな課題となっています。アップルは、労働生産性を高めて賃上げをつなげることで、引越しを働きがいのある魅力的な職業にしていきます。

アルゴリズム開発コンテストの開催

アップルでは、IT技術活用の加速による経営効率化および新たな引越サービス「引越しTech(※)」の展開により、イノベーションの創出を目指しています。そんな中、AI時代の到来に備えて、株式会社オプトが運営するデータコンテスト・プラットフォームDeepAnalyticsにて、引越し需要予測コンテストを実施。過去最高の応募総数を記録するほど、データサイエンティストたちの注目を集め、ハイレベルなコンテストとなりました。

※引越しTechとは
「引越し」と、技術を意味する「Technology(テクノロジー)」を組み合わせた造語で、IT技術を使った新たな引越しサービスです。

コンテストの表彰風景

データサイエンティストによるプレゼンテーション