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TOP > メディア向け情報 > 時間をかけずに単身引越し料金を安くする相見積もりの方法
りんごりくんの引越し総研
Research Institute of Moving

■当たり前のように行なっている相見積もり

 

相見積りをお金と時間の観点で考えてみましょう
多くの方が引越しのときは複数社から見積りをとって比較検討をするものです。
なぜ1社からの見積りだけではダメなのか、複数社とることのメリットは?
このページでは、単身引越しの引越し会社検討時に当たり前な「相見積もり」という行為について細かく説明。もっとも良い相見積もりの方法を時間とお金の観点で紹介します。

 

【このページのポイント!】
・単身引越し料金は相見積もりによって料金を下げられることがあります
・理由は、他社の金額を参考にそれより安い金額を提案してくるためです
・その逆で、他社の見積りをとっていないと金額を下げづらくなります
・相見積もりをするときのコツは2〜3社、会社の取り揃えとしては大手・中堅・小規模、地場、これで具体的な金額感を知ることができます

 

 

■引越し会社を選ぶ時は相見積りがおすすめです

 

料金の値下げ交渉に使えます
単身引越しをする方の多くは、引越し会社を比較する一括見積比較サイトを利用して、複数の引越し会社から見積もりをとっています。
一括見積比較サイトで、よく知られているのは「引越し侍」や「SUUMO引越し」、「LIFULL引越し」などです。
この相見積もりという行為は、こと引越しにおいては一般的な行動です。
相見積もりをする理由としてあげられるのは、相場を知りたいということ。自分の引越し料金の相場感がわからないので、複数社から見積もりをとって大体の金額イメージをつかみます。
関連ページ:1K、1LDKの単身引越し料金相場表 引っ越し会社がまとめた決定版

また、複数社の見積もりを利用することで引越し料金を安くすることもできます。
例えば、引越し会社との交渉の際「A社さんは4万円でしたよ」と他社の金額を伝えると「じゃぁうちは3万8千円まで下げますので、うちに決めてもらえませんか?」などの提案がくることがあります。
空車率が低い会社は「料金を下げてでも受注したい」ので値下げ提案をしてくるのです。
関連ページ:暇な会社ほど安くなる!?引越し会社は引越し価格をこうやって決めている

「過去に依頼した引越し会社にまた依頼したい」や「友人などから紹介された」などの場合を除けば、「相見積もり」は引越し会社選びにおいて有効な方法なのです。

 

 

■相見積もりをするときに抑えたいポイント

 

引越会社から見積もりをとるのは手間がかかる
実際にやってみるとわかるのですが、引越会社から見積もりを取るというのは少々面倒な作業です。
引越条件(引越し日、引越し前後の住所、荷物量など)を入力したり電話で伝えなければなりません。また、問い合わせをした引越会社からはメールや電話がガンガンきますので、対応しなければなりません。それが複数社、10社くらいから連絡が来ることも珍しくありません。
相見積もりは思っている以上に時間がかかるものなのです。

そこで、このページでは相見積りを効率よく上手に行う方法をお伝えします。

 

1.見積もりを取る数は3社で十分
3社からとればおおよその金額感や底値がわかります。
それより多くの引越会社から見積もりをとったとしても出てくる料金は代わり映えしません。

 

2.見積りをとる3社は「大手引越会社」「中堅引越会社」「地場・小規模引越会社」からそれぞれ1社ずつにする

一括サイトを使った場合は連絡の早い順に3社で見積りなどと決めててはいけません。
バランスが良いのは、「大手引越会社」「中堅引越会社」「地場・小規模引越会社」からそれぞれ1社ずつにすることです。
このようにするのは、引越会社の規模によって、そもそもの単身引越の料金レンジが異なるからです。逆に言えば、大手引越会社3社から見積もりをとっても、提示金額はそう変わりません。

大手、中堅、小規模で料金が違う理由はいくつかあります。
まず大手はブランド力があるため、やや高めの料金設定です。言い換えると多少高くても選ばれるという自信があります。逆に小規模は、自社が選ばれる理由として「安さ」を武器にしますので、やや安めの料金設定です。その中間をいくのが中堅となります。

 

3.最初に見積りを取る会社は中堅がよい
理由は、あまり時間をかけずにしっかりとした見積もり料金を知ることができるからです。
大手引越会社の場合、訪問見積もりを提案してくるケースが多いですが、これは時間のムダです。引越会社にとって訪問見積りをするのは「正確な荷物量の把握」が主な理由ですが、単身の場合は訪問しなくても荷物量の把握は可能です。なぜなら、単身は荷物量が少ないからです。
ではなぜ大手引越会社は訪問見積もりを提案してくるのか、理由は「訪問時にクロージングをして契約を取りたいから」です。つまり営業的な理由となります。対面のほうが営業はしやすいですし、中には面と向かって断るのが苦手という方もいらっしゃいますので受注率も高まります。そのため「まずは訪問見積もり」を提案してきます。
小規模引越し会社の場合、見積りがどんぶり勘定であるケースがあります。大手、中堅ほど社員教育が徹底していませんし、見積もり内容の整備がされておらず、ざっくり金額が提示されることがあります。何にいくらくらいかかるのかがわからず、後々の交渉には使いずらいです。

 

 

■相見積りの時間対効果を意識する

 

一定社数以上の相見積もりでは金額はそれほど変わらない
一括見積り比較サイトを通じてくる提案数は軽く5社を超え、10社程度はメールや電話がくると思います。
中には連絡がきた全ての会社に対応をする方もいるようですが、使う時間を考えると得策ではありません。
ポイントで書いた通り、見積もりは3社程度とれば十分です。もっとたくさんの引越会社から見積りをとればもっともっと料金が安くなるのではないかと考える方もいらっしゃいます。確かに金額は安くはなりますが、下がる額は微々たるものです。
安くなった金額とそれに費やした時間を比較して、時給計算をしてみてください。金額は安くなったけど貴重な自分時間を大幅に使ってしまったとなっては本末転倒です。
また、過剰に安くする引越会社は空車率が高い会社である可能性が高いです。その会社はなぜ空車率が高いのか?そう考えてみるのもよいでしょう。

 

 

■まとめ

 

相見積もりはポイントを抑えて効率よく行いましょう
いかがでしたか?
単身引越の引越し会社選びにおいて相見積もりは有効な手段であることがわかりました。しかし、時間のかかる行為であり、ただ漠然と行っても非効率です。、記載したポイントを抑えて効率よく行うことをお勧めします。
どんなに安くなったとしても、そのためにみなさんの時間をたくさん使ってしまっては意味がありません。ぜひ自分の時間をお金に換算してみることをお勧めします。